こんにちは、WP M&Aです。

最近、「自分が育てたブログを売却したい」と考える人が増えているみたいですね。

ブログの売却って、実際いくらで売れるのか、その相場が気になるところだと思います。個人で運営しているブログでも売れるのか、売却の方法や具体的な流れはどうなっているのか、不安も多いかもしれません。

メリットもあれば、もちろんデメリットもありますし、売却サイトや仲介サービスを使うと手数料がどれくらいかかるのか、売却益が出たら税金はどうなるのか、といった点も知っておきたいですよね。

この記事では、ブログの売却を考えている方に向けて、無料査定の活用法から、後悔しないためのポイントまで、幅広く解説していきます。

  • ブログ売却のリアルな相場観
  • 売却のメリットと知っておくべきデメリット
  • 売却完了までの具体的な流れと準備
  • おすすめの売却サイトや仲介サービス

ブログ 売却の基本と相場

まずは、ブログを売却するってどういうことか、基本的な知識やおおよその相場観について見ていきましょうか。準備すべきことや注意点も合わせて解説しますね。

ブログ売却の相場はいくら?

ブログの売却相場としてよく言われるのは、「月間収益(営業利益)の12ヶ月~24ヶ月分」あたりが目安になるかなと思います。

なぜなら、ブログ(サイト)は収益を生み出す「資産」として評価されるからです。例えば、月5万円の収益が安定して出ているブログなら、単純計算で60万円(12ヶ月分)~120万円(24ヶ月分)くらいが相場の範囲になるイメージですね。

ただし、これは本当にあくまで目安です。

相場が変動する要因

  • ジャンル:将来性のあるジャンルか、廃れつつあるジャンルか。
  • アクセス数(PV):どれくらいの人が見に来ているか。
  • 運営歴:ドメインの強さや信頼性。
  • コンテンツの質:記事がオリジナルで高品質か。
  • 収益の安定性:収益が毎月安定しているか、浮き沈みが激しいか。

これらの要因によって、相場は大きく変動します。月間収益の30ヶ月分以上で売れることもあれば、逆に10ヶ月分にも満たない価格になることもあり得ますね。

売却のメリットとデメリット

ブログを手放すことには、良い面もあれば、もちろん知っておくべき面もあります。両方を理解しておくことが大事です。

メリット

一番のメリットは、まとまった現金を一度に手にできることでしょう。

また、日々の記事更新やメンテナンスといった運営の手間から解放されるのも大きいですね。新しい事業を始めるための資金にしたり、単純に手間を減らしたりできるのが魅力です。

デメリット

デメリットとしては、まず精神的な面で、愛着のあるブログを手放す寂しさがあるかもしれません。

また、これまで毎月入ってきていた継続的な収益源がなくなることにもなります。さらに、売却後の契約内容によっては、「競業避止義務」といって、一定期間、同じジャンルのサイト運営を禁止される場合もあるので注意が必要ですね。

売却前に最低限すべき準備

いざ「売ろう」と思っても、すぐに売れるわけではありません。買い手候補の人に「このブログ、良いな」と思ってもらうために、情報を整理しておく準備が必要です。

最低限、以下の情報はまとめておくとスムーズかなと思います。

  • アクセス解析データ:Googleアナリティクスなどの画面キャプチャ。最低でも直近6ヶ月~1年分の月間PV数やユーザー数、流入経路(検索流入、SNS流入の割合など)が分かるもの。
  • 収益データ:ASP(アフィリエイト)の管理画面やアドセンスのレポートなど。こちらも直近6ヶ月~1年分の収益額が分かる証拠が必要です。
  • 運営情報:記事の外注はしているか、使っているサーバーやドメインの契約状況、SNSアカウントも一緒に譲渡するか、などですね。

これらの情報が不透明だと、買い手も不安になってしまい、査定額が下がってしまう可能性もあります。

無料査定で価格を知る方法

「相場は分かったけど、じゃあ自分のブログは一体いくらなの?」と思いますよね。

前述の通り、相場は変動要因が多いため、自分で計算するのはかなり難しいです。そこで一番手っ取り早いのが、M&A仲介サイト(プラットフォーム)が提供している無料査定を利用することです。

ラッコM&Aさんやサイト売買Zさんなど、多くのM&Aサイトでは、収益額やPV数を入力するだけで、おおよその査定額を自動で計算してくれるツールを提供していることが多いです。

もちろん、自動査定はあくまで「簡易的」なものです。より正確な価値を知りたい場合は、サイトに登録して、専門のスタッフに直接査定してもらうのが良いでしょう。

ただし、査定額は「このくらいで売れるかも」という目安であり、実際の売却額(成約額)とは異なる場合が多い点も覚えておいてくださいね。

個人ブログ売却の注意点

法人(会社)が運営しているサイトだけでなく、もちろん個人が運営しているブログも売却は可能です。

ただ、個人ブログならではの注意点もいくつかあります。

個人ブログ売却時の注意

  1. 収益の安定性:個人の趣味で運営している雑記ブログなどは、収益が不安定だったり、特定の月に集中していたりすると、買い手が付きにくいかもしれません。
  2. 運営者の属人性:運営者の顔出しや、強烈なキャラクターで人気が出ているブログは、運営者が変わるとファンが離れてしまうリスクがあります。「誰が運営しても価値が変わらない」状態が理想ですね。
  3. 税金の問題:売却して利益が出た場合、その利益は所得になります。個人の場合、「譲渡所得」や「事業所得」として確定申告が必要になるケースがほとんどです。

特に税金については、売却額が大きくなると予想以上に高額になることもあります。この点については、必ず事前に税理士や最寄りの税務署に相談するようにしてください。

ブログ 売却の具体的な方法

ブログの価値がなんとなく分かったら、次は「どうやって売るか」ですね。具体的な方法や、売却完了までのステップを見ていきましょう。

3つのブログ売却方法を解説

ブログを売却する方法は、大きく分けて3つあるかなと思います。それぞれにメリット・デメリットがありますね。

1. M&A仲介サイト(プラットフォーム)

これは、売り手と買い手が集まる「市場」のようなサイトを利用する方法です。ラッコM&Aさんなどが有名ですね。

  • メリット:登録案件数が多く、買い手の目にも留まりやすいです。交渉や契約、サイト移管のシステムが整っていることが多いので、比較的スムーズに進められます。
  • デメリット:成約時に手数料がかかります。

2. 直接交渉(相対取引)

SNSのDMや、ブログのお問い合わせフォームから「ブログを買いませんか?」あるいは「売ってください」と直接やり取りする方法です。

  • メリット:仲介者がいないため、手数料が一切かからないのが最大の魅力です。
  • デメリット:まず買い手を自分で見つけるのが大変です。また、契約書の作成やサイト移管などをすべて自分たちで行う必要があり、法的なトラブルや移管ミスが起こるリスクもあります。

3. 専門の仲介業者(エージェント)

高額な案件や、法人が売り手・買い手になる場合に利用されることが多い、専門の仲介会社に依頼する方法です。

  • メリット:専門家が間に入ってくれるので、交渉や契約が非常にスムーズです。高値で売れる可能性も上がります。
  • デメリット:手数料がプラットフォーム型より高額になる傾向があります。また、小規模な個人のブログだと、そもそも取り扱ってもらえないかもしれません。

初めての売却であれば、安心感や手軽さから、1の「M&A仲介サイト」を利用するのが一番現実的かなと私は思います。

売却完了までの流れと手順

M&A仲介サイトを利用した場合の、一般的な流れは以下のようになります。

  1. 準備と登録:前述したアクセス解析や収益データを準備し、売却サイトに売り手として登録します。
  2. 案件の掲載と査定:ブログの情報を登録し、売り案件としてサイトに掲載します。この時点で査定が行われることが多いです。
  3. 交渉:買い手候補からオファーが来たら、交渉を開始します。この際、詳細な情報を開示するために「秘密保持契約(NDA)」を締結するのが一般的です。
  4. 条件合意と契約:売買金額や譲渡の条件が固まったら、「サイト売買契約書」を締結します。
  5. サイト移管:契約に基づき、サーバーやドメイン、記事データ、SNSアカウントなどを買い手に引き渡します。
  6. 検収と入金:買い手が移管されたサイトを確認し、問題がなければ(検収完了)、売買代金が支払われます。

サイトによっては、お金のやり取りを仲介サイトが一時的に預かる「エスクローサービス」があるため、代金未払いのリスクを減らせますね。

おすすめの売却サイトと仲介

どのサイトを使うか迷うかもしれませんが、いくつか代表的なサービスがあります。

やはり案件数が多くて活発なのは「ラッコM&A」さんかなと思います。手数料も比較的安価な設定が魅力ですね。

老舗でいうと「サイト売買Z」さんも有名ですし、アフィリエイトASP大手のA8.netが運営する「A8 M&A」さんなどもあります。

ちなみに、私たちが運営する「WP M&A」でも、WordPressサイトの売買に関するご相談は随時お受けしています(笑)。

サービスごとに特色や手数料、利用者の層も違うので、複数のサイトを比較してみるのが良いでしょう。ただし、正確なサービス内容や最新の手数料は、必ず各サービスの公式サイトで確認してくださいね。

各サービスの手数料を比較

売却時に一番気になるのが「手数料」ですよね。これはサービスによって本当に様々です。

多くの場合、「成約手数料」として、売却が成立した金額の数%(例:5%~20%程度)を支払う仕組みになっています。

また、「最低手数料」が設定されている場合(例:成約額に関わらず最低5万円など)もあるので、注意が必要です。

参考までに、一般的な手数料の例をテーブルにしてみますね。

サービス(仮称)成約手数料最低手数料特徴
A社(プラットフォーム型)売却額の5%~10%5万円案件数が多く、自動化が進んでいる
B社(仲介型)売却額の15%~20%30万円高額案件に強く、手厚いサポート
C社(直接交渉)0%0円全て自己責任だが手数料はゼロ

重要:上記の数値は、あくまで一般的な目安を示すための仮のものです。実際のサービス内容や料率は常に変動する可能性があります。

検討する際は、必ず利用したいサービスの公式サイトで最新の正確な情報を確認してください。

高く売れるブログの特徴

どうせ売るなら、少しでも高く売りたいですよね。買い手から見て「魅力的」なブログには、いくつかの共通点があるように思います。

  • 収益が安定している:特に、アフィリエイト収益が安定しているブログは評価されやすい傾向があります。アドセンス収益はアクセス数に依存しすぎるため、変動が大きいと見なされることも。
  • 検索流入がメイン:SNSからの流入はバズ(一時的な流行)に左右されやすいですが、検索エンジンからの安定したアクセス(SEO)があるブログは資産価値が高いと評価されます。
  • コンテンツの質が高い:オリジナルの記事が多く、読者の悩みを解決できる高品質なコンテンツで構成されていること。
  • 特化ブログである:「キャンプ専門」「節約専門」など、ジャンルが明確な「特化ブログ」は、収益化しやすく、買い手も運営方針を引き継ぎやすいため人気です。
  • 運営の手間が少ない:記事の更新が少なくても収益が維持できている(いわゆる「放置OK」な)ブログは、買い手にとって魅力的ですね。

後悔しないブログ 売却の進め方

最後に、後悔しないブログ 売却のために、私が大事だと思うことをお伝えします。

それは、「なぜ売却するのか」という目的をハッキリさせておくことです。

「運営に疲れたから」「まとまったお金が急に必要になったから」「新しい事業に集中したいから」など、理由はいろいろあると思います。

理由が曖昧なまま、なんとなく売却してしまうと、「やっぱり手放さなければよかった…」と後悔するかもしれません。また、焦って安売りしてしまうことにも繋がりかねません。

税金の確認は必須です

そして、これは非常に重要ですが、税金の問題は必ずクリアにしておきましょう。

ブログの売却益は、個人の場合「譲渡所得」または「事業所得」として課税対象になる可能性が非常に高いです。売却額によっては、翌年の税金や健康保険料が想像以上に高くなることもあり得ます。

「いくら利益が出たら、いつ、どれくらいの税金を納める必要があるのか」について、売却手続きを進める前に、必ず税理士や税務署などの専門家にご相談ください。最終的な判断は、専門家のアドバイスに基づき、ご自身の責任で行ってくださいね。

しっかりと準備と情報収集をして、納得のいくブログ 売却を進めていきましょう。